死蔵データGP 2022-2023(予選)

「公開していない、誰に見せる予定もない、自分しかその存在を知らないデータ一般を私たちは暫定的に『死蔵データ』と呼んでいます。拾いものではなく、自分自身が生成したものであることが条件です」という応募条件のもと、Web上の特設サイトより誰でも自由に参加できました。254件の死蔵データの応募がありました。


データの形式は問わず、映像、音声、写真、テキストのスクリーンショットなど、さまざまなデータが集まりました。集まった254件のデータは、A〜Xの24の予選ブロックに振り分けられ、予選審査の様子は全24回のYouTube番組という形式で公開しました。番組では、応募された「死蔵データ」の紹介と講評が行われました。こうして、さまざまな理由で他者と共有されてこなかったデータが、一躍多くの人々の耳目を集める存在となりました。


24回にわたるYouTube番組では、毎回約10点の応募データが詳細に鑑賞されただけでなく、演劇、音楽、建築、哲学、美術など幅広い分野から招かれた3名のゲスト審査員が、それぞれの基準で応募データについて言葉にし、採点していきました。審査員は合計で73名にも上ります。各ブロックでは毎回1位が選ばれ、その24件の1位が決勝に進出しました。決勝の1stラウンドではオンライン投票が行われ、最終的に10件に絞られました。

死蔵データGP 予選 Aブロック

死蔵データGP オープニング映像
☝︎