死蔵データGP予選動画 Rブロック EP18 公開しました!

2023.01.03
カテゴリー:新着情報

死蔵データGP、18本目(Rブロック)の審査動画がYoutubeにアップロードされました!

~今回の審査員情報~~

gnck(じーえぬしーけい) | 評論家
美術批評、キャラ・画像・インターネット研究を行なっている。
「画像の演算性の美学」を軸に、webイラストから現代美術まで研究する。
美術手帖第15回芸術評論募集第一席。論考に「電子のメディウムの時代」ほか。

第一席:gnck「画像の問題系 演算性の美学」2014年10月号。
↑昔は美術手帖のウェブサイトでPDF公開していたのですが、HPのリニューアルに伴い消滅(したらしい)。
ただ、表題でGoogle検索かけるとサマリーだったり、有志が(恐らく読書会等のために)うpしていたりもするので、ぜひディグって読んで下さい。
当たり前になってしまったデジタル画像環境を言葉でバシバシ仕分けしてくれるので、アハ体験に近い読後感を得られること間違いなしです。

http://gnck.net/

日高良祐|研究者

音楽音響のメディア技術史、とくにデジタルメディアのフォーマットについて研究されています。

最近の文章は
・論考「プラットフォームをハックする音楽―チップチューンにおけるゲームボーイ」(梅田拓也・近藤和都・新倉貴仁編著『技術と文化のメディア論』掲載)
・エッセイ「MDが架橋するメディア技術」(細川周平編著『音と耳から考える歴史・身体・テクノロジー』掲載)
など。

日高さんの研究手法は、特定のポピュラー音楽文化について、デジタルwメディアの流通という観点を切り口に考えるというものですが、そこにはあまり知られていなかった音楽音響の歴史、ストーリーが見えてくるというワクワクがあります。
そんな人文サイエンティストが今回、死蔵データにメスを入れてくれました。真実はプロパティ(R)にあり!

HP: https://ryskhdk.net/

松田修 | 現代美術家
無人島プロダクション所属。尼崎出身。
映像や立体、ドローイングなどさまざまなメディアを用いた表現で、社会に潜む問題や現象、風俗をモチーフにして「生」や「死」といった普遍的なテーマを扱う作家さんです。ときには、ひきこもりやニートといった、世間から否定的な眼差しを向けられる存在や、ゲームの中での戦いや死など、繰り返し再生されるヴァーチャルな世界での生命観なども作品の重要なテーマとなっている、とのことです。(以上インターネットより引用)

カタ岸もとてもお世話になっている先輩作家さんです。
私(荒渡)が特に好きなのは《奴隷の椅子》2020という作品で、松田さんのオカンらしき人物をLIVE2Dで動かして、半生を語ってもらう(恐らくは松田さんがヒアリングを元に脚本書いているのですが)という趣旨の映像作品なのですが、冗談も交えた軽妙な語り口なのに心に棘が刺さるというか、自分自身の実存の首根っこ掴まれたような感じで、魅入ってしまうんですよね。
極めて個人的なストーリーを表現にまで昇華させるその腕力に、ただただリスペクトです。

2022.12.1(木)~ 2023.3.26(日).
六本木クロッシング2022展:往来オーライ! | 森美術館
出展中!

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Rブロックは
MC:店長 , 岡千穂, 高見澤峻介, 鈴木雄大
カット編集、サムネ:店長
総仕上げ:鈴木雄大

でお届けしました!動画編集が加速しすぎてジョジョ6部みたいになってきました!あと6ブロック、一緒に駆け抜けましょう!